父の会社が倒産した時の話

今から15年程前に、父が経営していた会社が倒産しました。
当時、私は中学生でした。
負債額は、自宅のローンも含め、全部で1億ほどあったそうです。
正直、あまりにも実感の無さすぎる額で、なんて額を借り倒してるんだという憤りより、『よくこれだけの額を貸してくれるところがあったな』と驚きました。

そこで、何をしたかと言えば、いわゆる夜逃げです。
自宅から、最低限の物を持ち出し、車でよく知らない土地に引っ越しました。その引っ越し先を手配してくれた人がいたのですが、どうみてもカタギの人って感じではなく、不安でした。

この引っ越しを手配してくれた人のおかげなのか、いわゆるテレビで見るような、こわいおじさんが毎日のように押し掛けて怒鳴られるなんて事はほとんどありませんでした。生活も、質素にはなりましたが、元々私にはそんなに物欲がないので、そこまでストレスを抱える事はありませんでした。母が働いてくれてたので食べ物には、そこまで困らなかったので。

困ったのは、夜逃げして、追跡されないために住民票を移せなかったことです。
高校生になって、バイトする時に、預金通帳を作らなきゃいけないのですが、住民票の住所と違うので、作るのに難儀しました。それだけじゃなく、不便な事が色々あって、その度に、どう説明しようかと困りました。

結局、住民票を今住んでいる所に変えられたのは、去年の事です。
借金踏み倒した我が家が悪いのはわかっているのですが、大変でした。

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